HCとして殿堂入りを果たしたチャック・デイリー氏が死去したことが分かった。デトロイト・ピストンズによれば、現地時間9日の朝に家族に見守られながら78歳で亡くなったとのこと。3月にすい臓癌を患っていることが明かされていた。
デイリー氏はピストンズを率いてNBA連覇を達成し、1992年のバルセロナ五輪で初代ドリームチームのHCを務めて金メダルを獲得。NBA王座と金メダルの両方を手に入れた最初のHCになった。ピストンズ時代のデニス・ロッドマンやジョー・デュマース、ドリームチームのマイケル・ジョーダンやチャールズ・バークレーなど個性的な選手をまとめる手腕を評価されていた。
NBAでは13シーズン(プレーオフ進出12回)の通算成績で638勝437敗。ピストンズではフィジカルなプレーを得意とするビル・レインビアやリック・マホーン、ロッドマンに加え、殿堂入り選手のアイザイア・トーマス、デュマースらのガード陣でチームを形成し、リーグを席巻した。
「彼の死でできた心の空白は決して埋まることがない」とNBAコミッショナーのデビッド・スターン氏。「チャック(デイリー氏)はバスケットボールでコーチ以上の存在だった」と声明を発表し、別れを惜しんだ。
2009年05月11日
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