2009年05月15日

76ers、元ウィザーズHCのE.ジョーダン氏と面談へ

 現地時間14日、来季の新HCを模索しているフィラデルフィア・76ersが今季途中までワシントン・ウィザーズの指揮を執っていたエディー・ジョーダン氏と面談する準備があることが分かった。

 現在76ersはHC候補を幅広く募っている段階で、エド・ステファンスキーGMも「窓口は大きく開いている」とコメントするにとどまっている。今季はオフにロサンゼルス・クリッパーズから元オールスターフォワードのエルトン・ブランドを大型契約で獲得。上位シードでのプレーオフ進出も期待されていたが、結局カンファレンス1回戦で敗退しただけに、同氏は新しいHC選びに慎重になっているようだ。

 ジョーダン氏はウィザーズのHCとして6シーズン目の今季、成績不振を理由に11月に解雇されていた。HCとしての通算成績は、キングスとウィザーズの8シーズンで230勝288敗。なおステファンスキーGMとは、ニュージャージー・ネッツ時代に4シーズンともに働き、すでに信頼関係を築けているとのこと。
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レイカーズ、K.ブライアント32得点もロケッツに黒星

 西カンファレンス第1シードのロサンゼルス・レイカーズは現地時間14日、敵地トヨタ・センターに乗り込み第5シードのヒューストン・ロケッツと対戦。エースのコービー・ブライアントが32得点を奪取したものの、80対95でカンファレンス準決勝のゲーム6を落とした。

 レイカーズは試合開始から相手の猛攻を受け出遅れたが、第3Qに反撃を開始。アーロン・ブルックスのパスをスティールしたトレバー・アリザが豪快なダンクを叩き込んだのを皮切りに、14-0のスコアリングランで52対54と2点差まで追いついた。しかし、再びロケッツに連続得点を許し、結局15点差で敗戦。この試合でカンファレンス決勝進出を決めることは出来なかった。

 レイカーズはパウ・ガソルが14得点、11リバウンドのダブルダブルでエースに続き、控えのジョーダン・ファーマーは13得点、シックスマンのラマー・オドムも8得点ながら、チームハイの14リバウンドでゴール下を固めた。しかし先発センターのアンドリュー・バイナムが無得点に封じられるなど、ペイントエリア内で確実に得点と獲れなかったことが敗因の1つになった。

 また、このシリーズでブライアントとロン・アーテストの小競り合いが数多く繰り広げられているが、この日も第2Qに事件が勃発。大量ビハインドの展開に不満が溜まっていたブライアントが、コート中央付近でアーテストを押しのけ、テクニカルファウル。だが、フレグラントファウル(悪質な反則)でゲーム2、3と退場になっていたアーテストが冷静に対処したため、大事には至らなかった。
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主力欠場のロケッツ、強敵レイカーズを再び撃破!

 現地時間14日、西カンファレンス第5シードのヒューストン・ロケッツは本拠地トヨタ・センターでプレーオフカンファレンス準決勝のゲーム6を行い、第1シードのロサンゼルス・レイカーズと対戦。95対80で勝利し、シリーズ成績を3勝3敗のタイに戻した。

 ロケッツがホームで意地を見せた。シーズン中にエースのトレイシー・マッグレディ、プレーオフ中に大黒柱のヤオ・ミンを失ったロケッツだったが、この日は試合開始直後から猛スパート。ルイス・スコラの4連続点を合図に21-3のスコアリングランを展開。試合を優位に進めると、後半に入りレイカーズの反撃をうけるものの、最後まで安定したゲーム運びで振り切り、大きな白星をものにした。

 ロケッツは、ヤオのいないインサイドを支えたスコラが24得点、12リバウンドのダブルダブルを達成。ポイントガードのアーロン・ブルックスはチームハイの26得点、ロン・アーテストは14得点を記録した。また、ベンチスタートのカール・ランドリーは15得点、9リバウンド、2ブロックを挙げるなど、出場した全員が得点するバランスの良い攻撃で勝利をもぎ取った。

「ボクらはコービー(ブライアント)に対し、アグレッシブにディフェンスしに行った。たくさんゴールは決められたかもしれないけれど、なんとか4Qを耐え抜くことができた」と笑顔で語ったブルックス。ロケッツは17日、舞台を再び敵地のステイプルズ・センターへ移して最後のゲーム7に挑む。
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セルティックス、逆転負けで1回戦に続きゲーム7突入へ

 東カンファレンス第2シードのボストン・セルティックスは現地時間14日、敵地アムウェイ・アリーナでプレーオフカンファレンス準決勝のゲーム6を行い、第3シードのオーランド・マジックと激突した。一時10点リードする場面もあったが、試合終盤にマジックの猛攻を受け75対83で敗戦。シリーズ成績3勝3敗で、1回戦に続きゲーム7まで戦うことになった。

 ケビン・ガーネットを欠く昨季王者にドワイト・ハワードを止める力はなかった。ハワードに23得点、22リバウンドの活躍を許したセルティックスは、エースのポール・ピアスと司令塔のレイジョン・ロンドが中心となり、マジックに対抗。前半から常に試合を優位に進めていた。しかし最終Qに同点に追いつかれると、試合残り3分を切ってから0-8のスコアリングランで逆転負け。ゲーム6でカンファレンス決勝進出を決めることは出来なかった。

 17得点、9リバウンド、5アシストを挙げ、エースとしての役割を果たしたピアスは「オフェンスはまずまず良かったが、ディフェンスは勝利するのに十分ではなかった。ボクらはあまりにも多くのターンオーバーを犯してしまった」と相手より8つ多い「16」ターンオーバーを敗因に挙げた。

 セルティックスはピアスの他、ロンドがチームハイの19得点、16リバウンド、6アシスト、4スティールでチームを引っ張り、センターのケンドリック・パーキンスも、15得点、10リバウンドのダブルダブルを達成した。だがプレーオフで絶好調のレイ・アレンが、この日は得意の3ポイントシュートを7本すべてミスする大乱調。わずか7得点に終わったことも、終盤の失速につながった。
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マジックが接戦を制し、シリーズ成績3勝3敗のタイへ

 東カンファレンス第3シードのオーランド・マジックは現地時間14日、本拠地アムウェイ・アリーナで第2シードのボストン・セルティックスと対戦し、83対75で勝利した。エースのドワイト・ハワードが23得点、22リバウンド、3ブロックと圧巻のパフォーマンスを披露。シリーズ成績3勝3敗のタイに持ち込んだ。

 殊勲のハワードは、第3Q終盤にヒド・ターコルーからのパスと直接リングへ叩き込む豪快なプレーでチームを盛りたてると、ディフェンス面でもゲーム5で大活躍だったグレン・デービスをわずか6得点に抑え込む働きでセルティックスの攻撃の芽を摘んでいった。

 マジックはそのハワードの他、ラシャード・ルイスが20得点、6リバウンド、2スティールをマーク。レイファー・アルストンとマイケル・ピエトルスもそれぞれ11得点で続いた。試合残り3分46秒には、セルティックスのレイジョン・ロンドにジャンプシュートを決められ75対75の同点に追いつかれたが、そこからターコルーのフリースローをきっかけに8-0のスコアリングランをマーク。試合終盤に意地の猛攻を見せ、なんとか逃げ切り勝ちを収めた。

 ハワードの活躍ぶりをチームの敗因に挙げたセルティックスのドック・リバースHCは「ドワイト(ハワード)は素晴らしかった。彼は信じがたいプレーを続けていたよ」とお手上げ状態だったと明かしている。17日に敵地で開催されるゲーム7に望みをつないだマジック。次戦もハワードの活躍が勝利のカギとなりそうだ。
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2009年05月14日

ナゲッツとマブスのシリーズでの出来事は終息へ

 NBAは現地時間13日、西カンファレンスプレーオフ準決勝でデンバー・ナゲッツとダラス・マーベリックスが対戦した際に発生したいくつかの出来事について、何も処分しないことが分かった。ナゲッツが124対110で勝利しカンファレンス決勝進出を決めたゲーム5の前に、リーグの広報が「物事は終息へ向かっている」と明かしていた。

 ゲーム3でナゲッツのカーメロ・アンソニーが試合終了間際にスリーポイントシュートを決めた場面で、マブスのアントワン・ライトが意図的にファウルした。しかし何もコールされず逆転負け。その際にマブスのジョシュ・ハワードが他の人間に制止されるほど抗議していた。また、オーナーのマーク・キューバン氏はナゲッツのケニオン・マーティンの母親に対し、不適切な言葉を浴びせていた。尚、後に謝罪している。

 また、ゲーム4ではアンソニーの婚約者が2歳の息子と観戦。試合中にファンに人種差別的な言葉を口にされ、氷を投げつけられた。さらに体を押され、早くホテルへ帰る準備をしなければならなかった。「怒っているファンによる人種差別的な発言や危険な兆候、息子への言葉の攻撃、私への身体的な攻撃がありました。月曜日の夜に起きたことは受け入れがたいものです」と声明を発表した。

 そんな中、ゲーム5が行われた日の朝に、アンソニーは「バスケットボールの試合に集中している」とコメント。「僕の家族が問題なければ、ケニオン(マーティン)の家族も大丈夫だ。デンバー・ナゲッツの皆の家族は問題ない。皆元気だよ」と冷静さを保っていた。
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マブス、D.ノビツキー奮闘もプレーオフ敗退

 ダーク・ノビツキーがシリーズで1試合平均34.4得点と奮闘したものの、ダラス・マーベリックスの敗退が決定した。

 マブスは現地時間13日、敵地ペプシ・センターで西カンファレンス準決勝のゲーム5を行い、デンバー・ナゲッツと激突した。ノビツキーが32得点を獲得したが、110対124で敗戦。シリーズ4敗目(1勝)を喫し、プレーオフから姿を消すことになった。

 前半終了時で55対69と14点差をつけられた展開から反撃したマブス。第3Q序盤にこの日19得点のジェイソン・キッドの3本を含む5本のスリーポイントシュートを沈めた。何とか食い下がったが、第4Q中盤にナゲッツのカーメロ・アンソニーやチャンシー・ビラップスのスリーポイントシュートで突き放されて力尽きた。「メロ(アンソニー)のスリーポイントシュートは強烈だったね」とノビツキーは脱帽した。

 マブスのリック・カーライルHCも司令塔のビラップスと“選手やリーダーとして飛躍的な進歩を遂げている”アンソニーの連係を評価。王者に輝くために真の力を持ったチームとしてナゲッツを認めていた。「実力的にチャンピオンシップを狙えるチームだ」とカーライルHC。「素晴らしいシュートを撃っている。優勝する絶好の機会だと思う」と話した。
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ナゲッツ、1985年以来のカンファレンス決勝進出

 チャンシー・ビラップスがカーメロ・アンソニーの援護を受け、故郷のチームを次のステージへ導いた。

 デンバー・ナゲッツは現地時間13日、本拠地ペプシ・センターで西カンファレンスプレーオフ準決勝のゲーム5を行った。アンソニーが30得点、ビラップスが28得点を奪取。124対110でダラス・マーベリックスに勝ち、シリーズ4勝目(1敗)を挙げた。1985年以来となるカンファレンス決勝進出を決めている。

 レギュラーシーズンで54勝28敗を記録し、プレーオフも8勝2敗と好調のナゲッツ。カンファレンス決勝ではロサンゼルス・レイカーズとヒューストン・ロケッツの勝者と対戦する。「特別なことだ。僕達はオフシーズンやトレーニングキャンプからずっと一生懸命頑張ってきた」とアンソニー。「逆境を乗り越え、謙虚な気持ちを保っていた。その成果が出たね」と喜んだ。

 また、シーズン途中にアレン・アイバーソンらとのトレードで加入したビラップス。2004年にNBA王者に輝くなど6年連続東カンファレンス決勝に進んだ強豪デトロイト・ピストンズから故郷のナゲッツに移籍した。「彼(ビラップス)はリーダーだ」とアンソニー。「チームに来てから、きちんと自分の仕事をする姿勢を見せてくれた。僕達が必要としていたディフェンスに対する取り組み方を教えてくれたんだ」と話した。

 ナゲッツはホームの観客の声援を背に、前半フィールドゴール成功率64%をマークし、69対55と14点リードしてハーフタイムへ。後半マブスに追い上げられ、第4Q残り7分5秒で103対97と6点差まで迫られた。だが次の攻撃で、アンソニーが24秒のショットクロック間近にスリーポイントシュートを成功。マブスに得点された後も、ビラップスがスリーポイントシュートを沈めた。再びリードを広げると最後まで逆転されることはなかった。
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今季のオールNBAチームが発表 2ndチーム、3rdチーム

 現地時間13日、オールNBAチームが発表され、2ndチームに西カンファレンスプレーオフ準決勝のゲーム3で左足を骨折したセンターのヤオ・ミン(ヒューストン・ロケッツ)が選ばれた。

 ガード部門はクリス・ポール(ニューオリンズ・ホーネッツ)とブランドン・ロイ(ポートランド・トレイルブレイザーズ)。フォワード部門はティム・ダンカン(サンアントニオ・スパーズ)とポール・ピアス(ボストン・セルティックス)が選出された。ピアスが在籍するセルティックスは東カンファレンスプレーオフ準決勝でオーランド・マジックと戦っている。3勝2敗とシリーズ突破に王手をかけており、この賞を弾みに14日のゲーム6でカンファレンス決勝進出を決められるか注目が集まる。

 3rdチームはセンター部門がシャキール・オニール(フェニックス・サンズ)、フォワード部門がカーメロ・アンソニー(デンバー・ナゲッツ)とパウ・ガソル(ロサンゼルス・レイカーズ)。ガード部門はトニー・パーカー(スパーズ)と共に、チャンシー・ビラップス(ナゲッツ)が受賞した。ビラップスとアンソニーが所属するナゲッツはこの日ダラス・マーベリックスを124対110で破ってシリーズ4勝目(1敗)を挙げ、西カンファレンス決勝へコマを進めている。
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今季のオールNBAチームが発表 1stチーム

 現地時間13日、オールNBAチームが発表され、クリーブランド・キャバリアーズのフォワード、レブロン・ジェームスら5人が1stチームに選ばれた。他には、コービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ)、ドワイト・ハワード(オーランド・マジック)、ドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート)、ダーク・ノビツキー(ダラス・マーベリックス)が受賞した。

 レギュラーシーズンMVPのジェームスはスポーツ記者や放送関係者の122人からすべて1位票を獲得。今季はリーグ2位の1試合平均28.4得点を奪取し、アシストとスティールでもトップ10入りを果たした。チームをフランチャイズ記録の66勝16敗に導き、プレーオフではファイナルまでのホームコートアドバンテージを持っている。「まったく驚いていない」とキャブスのマイク・ブラウンHC。「MVPと一緒についてくるものだ。彼(ジェームス)はすべてこなせることを証明した」と話した。

 ガードのブライアントは今季NBA3位の26.8得点のアベレージを奪取。レイカーズの65勝17敗の好成績に大きく貢献した。センターのハワードはブロックが公式記録となった1973-74シーズンから史上4人目となるリバウンドとブロックの両部門でリーグトップの数字を残した。

 また、ガードのウェイドは1試合平均30.2得点で得点王に輝き、1stチームに初めて選出。スティール2位、アシスト8位に食い込み、史上8人目のシーズン2,000得点、500アシスト、150スティールを記録した。フォワードのノビツキーはリーグ4位の得点をマーク。「この上ない栄誉で、シーズンを通じて素晴らしいバスケットボールをプレーしてきたことの証明だね」と喜んだ。
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2009年05月13日

マジック勝機を逃す! 逆転負けで崖っぷち

 東カンファレンス第3シードのオーランド・マジックは現地時間12日、敵地TDバンクノース・ガーデンで第2シードのボストン・セルティックスと対戦し、88対92で敗戦。プレーオフカンファレンス準決勝のゲーム5を落とし、シリーズ成績2勝3敗と追い詰められた。

 マジックは最終Q序盤まで70対59と2ケタ点差をつけて試合を優位に進めていたものの、残り4分30秒から0-13のスコアリングランを受け、勝ち越しを許す。ファウルゲームでなんとか逆転を狙ったが、レイ・アレンとグレン・デービスに冷静にフリースローを沈められ、最後まで追いつくことは出来なかった。

 18得点、7アシストでチームを牽引したヒド・ターコルーは「ボクらは試合をずっと支配し続けていた。だが最後の2分間だけは、まったく足が動いていなかった。そうじゃなければ簡単にゲームをものにできていたはずだ」と試合終盤の失速を悔やんだ。

 敵地で痛い星を落としたマジックは、ラシャード・ルイスが19得点、5リバウンド、ドワイト・ハワードは12得点、17リバウンドとダブルダブルの猛攻を披露。シーズン途中にヒューストン・ロケッツから加入したレイファー・アルストンも12得点、6アシスト、5リバウンド、3スティールと結果を残した。しかし勝負どころの最終Qでハワードが6得点、1リバウンドとエースの役割を果たせなかったことが敗因の1つとなった。
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S.マーブリー&G.デービス活躍! セルティックスがカンファレンス決勝に王手

 伏兵の活躍が昨季王者に大きな勝利をもたらせた。

 東カンファレンス第2シードのボストン・セルティックスは現地時間12日、本拠地TDバンクノース・ガーデンでプレーオフカンファレンス準決勝のゲーム5を行い、第3シードのオーランド・マジックと対戦した。一時14点リードを奪われたセルティックスだったが、最終Qの猛攻で92対88と逆転勝ち。第1シードのクリーブランド・キャバリアーズが待つカンファレンス決勝進出に王手をかけた。

 最終Qを劣勢で迎えたセルティックスが底力を発揮した。マジックのドワイト・ハワードに3ポイントプレーを決められ59対70と2ケタリードを奪われたセルティックスは、ここから元オールスターガードのステフォン・マーブリーとケビン・ガーネットの代わりに先発パワーフォワードを務めるグレン・デービスが爆発する。マーブリーの4連続得点で点差を詰め寄り、デービスがそれに続く。試合残り1分20秒にレイ・アレンが3ポイントシュートをねじ込むと、ついに逆転に成功。最後はファウルゲームにきたマジックの追撃をアレンとデービスのフリースローで交わし、シリーズ3勝目(2敗)を飾った。

 チームトップの42分強をプレーした“ビッグベイビー”デービスは、ゲームハイの22得点、7リバウンドを記録。さすがの勝負強さを見せたアレンは13得点、ケンドリック・パーキンスも6得点ながら、11リバウンドでハワードに対抗した。さらにマーブリーも最終Qに全12得点をマーク。今季途中にニューヨーク・ニックスを解雇されセルティックスに加入した男の活躍が、白星を大きく引き寄せた。

 また、19得点、9リバウンド、8アシスト、2スティールとオールラウンドな働きでチームを牽引したエースのポール・ピアスは「決してあきらめることはなかった。ボクらは全員がチャンピオンチームの誇りを持って戦っていた」と昨季王者としての執念が好結果につながったことを明かした。
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2009年05月11日

セルティックスがG.デービスの決勝シュートで白星

試合終盤“ビッグベイビー”グレン・デービスが主役に躍り出た。

 ボストン・セルティックスは現地時間10日、敵地アムウェイ・アリーナでオーランド・マジックと激突。デービスが試合終了のブザーと同時に決勝のジャンプシュートを沈めた。95対94で東カンファレンスプレーオフ準決勝のゲーム4に競り勝ち、シリーズの成績を2勝2敗のタイにした。

 故障中のケビン・ガーネットに代わり、先発し出場時間が増えているデービス。第4Q残り32.5秒にジャンプシュートを入れて93対92と1点リードした。フリースロー2本で逆転された後も再び値千金のジャンプシュートを成功。21得点を挙げ、「格好良かったでしょう」とデービス。「(決勝シュートは)初めてなんだ。今日は我慢してよ」とご機嫌だった。

 この日27得点のポール・ピアスがスリーポイントシュートを入れ、第3Q途中に9点リードしたセルティックス。第4Qにマジックに接戦に持ち込まれ、残り49.6秒で91対92と逆転された。だが、デービスのジャンプシュート2本で最終的には1点勝ち越し、敵地で貴重な勝利を飾った。他には、レイジョン・ロンドが21得点、14リバウンドを記録した。

 敗れたマジックはドワイト・ハワードが23得点、17リバウンド、ラシャード・ルイスが22得点を獲得。最後のプレーではピアスかレイ・アレンがシュートを放つと予想していたが、デービスに決められた。「最後のプレーで間違いを犯したのは私1人だ」とスタン・バン・ガンディHCは肩を落としていた。
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Y.ミン不在のロケッツ、レイカーズを下し2勝2敗

 大黒柱のヤオ・ミンが故障で戦線離脱したヒューストン・ロケッツ。ロサンゼルス・レイカーズを相手に勝つチャンスはないと思われたが、その考えは間違っていた。

 ロケッツは現地時間10日、本拠地トヨタ・センターで西カンファレンスプレーオフ準決勝のゲーム4を行った。アーロン・ブルックスが34得点、シェーン・バティエーがスリーポイントシュート5本を含む23得点をマーク。99対87でレイカーズに勝ち、シリーズの成績を2勝2敗のタイに戻した。

「僕達以外の誰もが、ヤオなしで残せると思わなかった結果になったね」とバティエーは語った。ルイス・スコラは11得点、14リバウンドを奪取し、インサイドで存在感を発揮。ゲーム3で左足を骨折したヤオの穴を埋めた。第1Qで29対16とリードすると、最大29点差をつけるなど試合を優位に進め、勝ち星をつかんだ。「驚いていない」とバティエー。「どのようにして盛り返すか話していた。先発する選手が変わり、トレードや故障があっても逆境を潜り抜けてきた。僕達は戦い続けるし、最後まで自分達を信じる」と胸を張った。

 この日はNBA2年目のポイントガード、ブルックスも勝利に貢献。今季途中から先発に昇格し、プレーオフでは経験の少なさから活躍を疑問視されていたが、実力を証明している。「良いチームメイトがいて幸運だ」とブルックス。「僕の仕事をより楽にさせてくれる」と感謝した。

 一方、レイカーズはパウ・ガソルが30得点を奪取。エースのコービー・ブライアントは15得点だった。ヤオ不在のロケッツに油断したのか敗戦を喫し、「ロケッツがどれくらいのエネルギーで向かってくるのか予想していなかった」とフィル・ジャクソンHC。「コーチとしてできる限りのことを言える。その後は選手がコートでプレーしなければいけないんだ」と奮起を促した。
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初代ドリームチームHCのC.デイリー氏が亡くなる

 HCとして殿堂入りを果たしたチャック・デイリー氏が死去したことが分かった。デトロイト・ピストンズによれば、現地時間9日の朝に家族に見守られながら78歳で亡くなったとのこと。3月にすい臓癌を患っていることが明かされていた。

 デイリー氏はピストンズを率いてNBA連覇を達成し、1992年のバルセロナ五輪で初代ドリームチームのHCを務めて金メダルを獲得。NBA王座と金メダルの両方を手に入れた最初のHCになった。ピストンズ時代のデニス・ロッドマンやジョー・デュマース、ドリームチームのマイケル・ジョーダンやチャールズ・バークレーなど個性的な選手をまとめる手腕を評価されていた。

 NBAでは13シーズン(プレーオフ進出12回)の通算成績で638勝437敗。ピストンズではフィジカルなプレーを得意とするビル・レインビアやリック・マホーン、ロッドマンに加え、殿堂入り選手のアイザイア・トーマス、デュマースらのガード陣でチームを形成し、リーグを席巻した。

「彼の死でできた心の空白は決して埋まることがない」とNBAコミッショナーのデビッド・スターン氏。「チャック(デイリー氏)はバスケットボールでコーチ以上の存在だった」と声明を発表し、別れを惜しんだ。
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サンズ、正式なHCとしてA.ジェントリー氏と契約

 フェニックス・サンズは現地時間9日、今季暫定HCを務めていたアルビン・ジェントリー氏と正式なHCとして契約を結んだ。契約期間2年で、3年目がオプション。今季は46勝36敗で、プレーオフ進出を逃していた。

 スティーブ・カーGMに“将来に向けて私達のチームを導くのにふさわしい男”と呼ばれたジェントリーHC。テリー・ポーター前HCが解雇された後、2月16日に就任した。昨季までHCを務めていたマイク・ダントーニ氏(現ニューヨーク・ニックスHC)の早い展開で攻めるスタイルに回帰。暫定HCに就いてからオールスター選手のアマレ・ストゥダマイヤーが故障でほとんどの試合を欠場したにもかかわらず、18勝13敗の成績を残した。

 54歳のジェントリーHCはサンズでは2004年にダントーニ氏のもとでアシスタントに就き、コーチとしては30年のキャリアを誇る。サンズでNBA4チーム目の指揮を執り、過去にはロサンゼルス・クリッパーズ、デトロイト・ピストンズ、マイアミ・ヒートで采配をふるった。
タグ:NBA
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2009年05月08日

レイカーズ&マジック、司令塔が次戦出場停止

 NBAのストゥー・ジャクソン上級副社長は現地時間7日、プレーオフカンファレンス準決勝へコマを進めているロサンゼルス・レイカーズのデレック・フィッシャーとオーランド・マジックのレイファー・アルストンにそれぞれ1試合の出場停止処分を言い渡した。

 今回の処分は、フィッシャーとアルストンが前日に別々の試合で犯した行動に対して下された。ベテランのフィッシャーが、ヒューストン・ロケッツのルイス・スコラに対するフレグラントファウル(悪質な反則)で、アルストンはボストン・セルティックス戦でエディー・ハウスに犯したテクニカルファウルにより、1試合の出場停止になったとのこと。

 35歳のフィッシャーは今季全82試合に出場し、1試合平均9.9得点、3.2アシスト、2.3リバウンドを記録。西カンファレンストップに立つレイカーズに欠かせない存在として、チームの勝利に貢献している。一方のアルストンは、シーズン途中にロケッツからマジックへ移籍。負傷でシーズンアウトしたジャミアー・ネルソンに代わり、“ビッグ3”を支えている。

 尚、フィッシャーは8日に敵地トヨタ・センターで行われるロケッツ戦のゲーム3を欠場。アルストンも8日に本拠地アムウェイ・アリーナで開催されるボストン・セルティックス戦のゲーム3に欠場する。
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